助産師だけど 不妊です‼︎

結婚4年目です。バリバリ助産師してたけど、肝心の我が子にはなかなか恵まれず…。他人様のベビーばかり取り上げている場合ではなーい‼︎てことで、只今助産師をお休みして絶賛不妊治療中です‼︎そんな日々の中で体験したことや感じたことを記していこうと思います。

ベビ待ちあるある 〜不妊とは〜

不妊症…

言葉の定義としては

「自然な状態で一定期間過ぎても妊娠に至らない」

とされております。

 

その一定期間というのは

以前は「2年」とされていたけど

この数年の間に「1年」になりましたよね。

 

でもね でもね

違うと思うんです。

 

 期間じゃないと思うわけです。

 

 大好きな人とのこどもを授かりたい‼︎

そう思った瞬間に妊活って始まると思うんです。

そしてそこには「期待」が伴います。

 

「赤ちゃんできてたらいいな…」と。

 

自分なりにタイミングを取ってみたり

基礎体温をつけてみたり

葉酸サプリを飲んでみたり…

 

そんな風に具体的に何か行動した場合

頑張れば頑張るほど

その「期待」は大きくなります。

 

そんな中で

あっさりと生理がきてリセットしたとします。

 

そうすると誰でもガッカリしますよね。

例えそれが妊娠を考え始めてから

1回目のリセットでも

10回目のリセットでも

やっぱりガッカリします。

 

もちろんそれが

1人目の妊娠だろうと2人目の妊娠だろうと

ガッカリすることに変わりはありません。

 

始めは

「あら、タイミング悪かったかな?」

「まぁそんなに上手くいくわけないか」

「きっとそのうち出来るはずー」

と比較的すぐに立ち直ることは出来ますが

それでもやっぱりガッカリしてるんです。

 

時間が経てば経つほど

そのガッカリは大きくなるし

立ち直るまでに時間もかかるようになるし

もはやどうやって立ち直ったらいいのか

分からなくなることさえあります。

 

でもその時間の長さって

人それぞれだと思うんですよね。

 

極端なハナシ

1回目のリセットでも

立ち直れないくらい落ち込む人もいるだろうし

10回目のリセットでも

比較的すぐに立ち直る人もいるだろうし

それはココロの強さとか弱さとかではなく

単なる「個人差」だと思うんです。

 

だから単純に

1年経ったけど妊娠してないから不妊症ですよ

と言うことではなくて

「妊娠を考え始めたけど思うようにいかない」

となった時点でみんな同じではないかと。。。

 

例えば結婚半年で妊娠に悩んでる人がいたとして

その人に

「まだ半年なんだから考えすぎだ」とか

「半年も経ったけど子どもはまだか」とか

 そんな言葉をかけないで欲しい。

 

例えば2人目の妊娠に悩んでる人がいたとして

その人に

「1人いるのだからいいじゃない」とか

「そろそろ2人目頑張らないとね」とか

そんな言葉を気安く使わないで欲しい。

 

それに本人だって

「まだ短い期間だから弱音を吐いてはいけない」とか

「1人目の妊娠で悩んでる人もいるんだから

 自分は落ち込んでる場合じゃない」とか

そんなこと思わなくていいと思う。

 

「妊娠したい‼︎」

その強い想いはみんな一緒だし

落ち込んだり悩んだり奮起したり

そうやって見えない何かと闘ってるのも一緒。

 

みんながそんな風に思ってくれるだけで

ベビ待ちの女性にとって

もっともっと優しい世の中になるのになー

と思う訳です。

 

なかなか難しいのかなぁ…(´・_・`)