助産師だけど 不妊です‼︎

結婚4年目です。バリバリ助産師してたけど、肝心の我が子にはなかなか恵まれず…。他人様のベビーばかり取り上げている場合ではなーい‼︎てことで、只今助産師をお休みして絶賛不妊治療中です‼︎そんな日々の中で体験したことや感じたことを記していこうと思います。

ベビ待ちあるある 〜金がねぇ‼︎〜

遅ればせながら

あけましておめでとうございます‼︎

 

早いものでお腹のやや子は6カ月目に入り

最近では胎動も分かるようになりました。

ちょっと安心ではありますが

生きて産まれて来てくれるまでは

まだまだ安心できません(´Д` )

 

さて、確定申告の季節ということで

先日2016年分の医療費をまとめました。

 

2015年3月に仕事を辞めると同時に

ガッツリと不妊治療を始めたので

ここ2年の我が家の医療費は大変な額です。

 

2016年は

・流産手術

ダンナ氏の精索静脈瘤の手術

・私の不整脈の手術

・人工授精2回

・採卵1回

胚移植1回

・受精卵凍結やら膣錠やらホルモンテープやら…

 

とまぁバラエティに富んでいた訳ですが

ザーッと計算しても150万ほど(T ^ T)

医療費が150万って どゆこと⁈

 

2015年と合わせると

2年分の医療費でいい新車が買えます…グスン

 

ところで…

2015年は仕事を辞めたばかりだったので

世帯所得がギリギリ引っかかり

生殖補助医療の補助金がもらなかったという

悲しい1年を過ごしました(´・_・`)

 

不妊治療1年目は

・人工授精数回

・採卵2回

胚移植3回

をした訳ですが

8年間働いて貰った退職金を使いました。

とはいえ微々たる退職金…

あーっという間に無くなったのは

言うまでもありません。。。

 

不妊治療は補助金が貰えるとは言え

・1回目35万、2回目以降15万

・前年の夫婦の所得が730万未満の場合に限る

という条件があります。

 

世帯所得730未満のためにも

治療スケジュールを優先する為にも

仕事を辞めるか減らすしかなかったのですが

それでも1回の治療で貰えるのは良くても35万…

一方、1回の体外受精でかかる費用は

採卵から胚移植、薬代まで含めると50万以上…

もちろん全然足りません(´・_・`)

 

せめて確定申告でもして

住民税を減らしたり

お金を取り戻そうとしてみますが

支払った額とは比べものにもなりません。

 

だからもう常にお金のことを考えている訳です。

 

そりゃ何度でも体外受精、顕微授精したい…

でもお金がない…

貯金はどんどん減って行く…

でもまだ親に借金する気にはなれない…

一度治療を休んでガッツリ働くか?

でもそんなことしてたら歳は取っていく…

宝くじ当たらないかな…

でも宝くじ買うお金も惜しい…

 

そんなことをグルグルグルグルと考えて

節約節約の毎日を過ごしました。

 

・女性の晩婚化・晩産化

不妊カップルの増加

・それに伴う少子化の進行

これが日本の現状です。

 

子供を増やしたいと思うのであれば

国はどうしてもっと補助をしてくれないのか

もっといえば

不妊「症」と言うくらいなのだから

保険適応にしてくれればよいのに。

 

カラダとココロとおサイフのストレスの中で

1つでもストレスが減れば

不妊治療へのハードルは低くなると思うのに。

 

まぁ…

自分が不妊治療のお世話になることがなければ

こんな不条理な現状にも

気付かないままだったのでしょうけれど。。。

 

 

私達夫婦の場合

今後2人目の妊娠を望んだ場合も

体外受精をすることになると思います。

 

もちろん願いに願って授かった命です。

お金や他のモノには代えられないし

治療したことも全く後悔してないけれど

またまたお金との戦いが待ってるのも事実。

 

不妊治療とお金の問題は

今後もしばらくは大きな課題になりそうですね。